2012 September

Paris

   
 
 

日仏の生活ももう25年。年々時差や気候の差がお肌に・・・。とにかく「生のものから酵素を摂ること」を、長年敬愛しているエステシャンの先生に伺って早速ジューサーを購入。バナナやキウイを豆乳と併せて。甘みは蜂蜜やオリゴ糖。リフレッシュメントとしては最高のスィーツ・ドリンク。

 

Paris

 
 
 
9月に入ると夏の間、東京でヴァカンスを過ごしたフランス人の友人から写真やメイルが 次々届く。デザイナーや建築家の友人はいつもなかなか凝ったカードで、自分のデザインの某メーカーのパッケージのパロディだったり、ついコレクションが増 える。私は自分の名前が「紅絹」なので「お気に入りの赤い紙」で作った封筒にカードも手作り。こんな仕事を離れた「作る」作業は何だか穏やかな気持ちにさせてくれる。

 

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陶器のお花、「陶花」は日本ではあまりなじみがないけれど、ヨーロッパで良く見かける。イギリスではテーブルで花が散る事を良しとしないので、お祝いの席に使われることが多いそう。エインズレイの陶花は、イギリスのものらしくちょっと野暮ったいけれど繊細、そのバランスがなんとも言えずお品があってとても好き。すみれのモチーフの白い陶器と合せて、静かなティータイム。

 

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Penhaligon'sは英国のブランドだけれど、パリでもお気に入りの香水。1860年、当時パリのサンジェルマン・デ・プレのようだったというロンドンのジェラミ ン通りにトータル・グルーミングの理髪師兼香水商として始まったブランドらしく、香水瓶が化学実験用の瓶のようなのも何だかマニアックでとても好き。英国 王室御用達というのも頷ける・・・。

 

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手作りのラヴェンダーのポプリを詰めたコージーなサシェが届く。真っ白より生成りのコットンのレースが何とも素敵。 ワードローブやランジェリーの引き出しに入れておくのはもったいないのでガラスの器にオブジェのように飾る。

 

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Mackwoodsの紅茶は、ブレンドしていない単一茶園で摘み取られたシングル・エステイトの葉のみの贅沢な紅茶。エリザベス女王戴冠50周年記念の恭しい箱が届く。ゴールデン・チップスという葉のゴールデン・ジュビリーの刻印入りの缶。スコーンとともに何だかセレモニーのようなアフタヌーン・ティー。

 

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日本の秋の味覚をかたどった和三盆を頂く。松茸や栗、銀杏やもみじの葉の形との組み合わせも美しい。

 

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「七宝」という名前は「7つの宝石ほど美しい」という由来らしく、その技術も興味深いけれど、単色の七宝はまた違った美しさがある。安藤七宝は祖母の時代から使わせて頂いている。パリも東京も「白のキャレ」がインテリアのテーマなのでぴったりの新作を早速頂く事に。葛のお菓子をせても・・・。
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